ペルセウス



いつもこうして
遠い街まで車を走らせた
今夜あの日の自分に逢える
青い宇宙の中の落書きに
月の無い夜には
星を観に行った
闇夜にひとすじの線の光・・
この大地に眠った
100年の思いをたどって・・
ココナッツ色の帽子の奥の
その視線の先の君に会いたくて
止まること無い願いのように
すべて許して 空を見上げれば
遥かペルセウスの光のメッセージ
8月の夜空に落書きひとつ
いつか去る日が来ても
七色の光に包まれて
戻るよこの星に
夕べの夢の話をしてた
さっきまでの二人の笑いが止まった
瞬間・・・
